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「座敷と茶の間の混在 清濁分かつ」
かつての日本の家には座敷と茶の間がありました。
座敷は催事や接客を中心としたパブリックでフォーマルな空間でキーワードは静的、大人、父親
茶の間は食事を中心としたプライベートなくつろぎの空間でキーワードは動的、子供、母親
明らかに機能と性質の違う空間です。
ところが今はどうでしょう。座敷はリビングルームに、茶の間はダイニングルームに名を変えて
ほとんどのハウスメーカー、マンションのプランをみても、LDKという一室空間で提案されています。
家が狭小であるという理由もあり、機能と性質の違うものを一体化して曖昧なものになっています。
もう一度分解して考え直してみてはどうでしょう。
座敷 茶の間
LIVING ROOM DINING ROOM
PUBLIC PRIVATE
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L D K
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